会津大学コンピュータ理工学部
2010 年 3 巻 3 号 p. 3_64-3_70
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ローカルなハンドシェーク信号で回路を制御する非同期式回路は,グローバルなクロック信号で回路を制御する同期式回路と比べ,低消費電力,低電磁放射といった特徴がある.しかしながら,同期式回路と比べ設計が難しい.本稿では,非同期式回路設計の基礎となる,遅延モデル,制御方式,データエンコーディング方式を解説し,代表的な非同期式回路モデルを解説する.次に,合成技術を中心に解説を行い,こうした技術を実装したCAD ツールを紹介する.
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