JaLCの概要
Japan Link Center(JaLC)とは
Japan Link Center (JaLC) は、2012年3月15日に DOI財団 (DOI Foundation)より認定されたDOI登録機関です。
国立研究開発法人 科学技術振興機構 (JST)、 国立研究開発法人 物質・材料研究機構 (NIMS)、 大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構国立情報学研究所 (NII)、 国立国会図書館 (NDL) が共同で運営しています。
国内の各機関が保有する電子的学術コンテンツ(雑誌論文、学位論文、書籍(報告書)、研究データ、e-learning等)の書誌・所在情報を一元的に管理し、DOIを登録することで、国内および海外の情報サービスの利便性向上と国内学術コンテンツの国際的流通の促進を図っていきます。
DOIを運用する組織
DOI登録サービスは、DOI財団に承認されたDOI登録機関(RA機関)によって提供されています。
RAごとにコンテンツの種類や登録者の範囲等におけるポリシーがあります。
DOI 登録者は、個別の RA の会員となることで、自身の持つコンテンツに DOI を登録すること ができます。
JaLC では「正会員」と「準会員」の2つの会員区分を設けており、それぞれで利用できるサービスの 詳細が異なります。
正会員は JaLC へ直接 DOI を登録可能であるのに対し、準会員は正会員を通し て JaLC に DOI を登録します。
詳しくは、「会員種別・年会費」ページをご覧ください。

JaLCの役割
JaLCの主な役割は以下の2つです。
① DOI登録を行うこと
主に日本で生み出された成果や日本語のコンテンツにDOIを登録し、その所在情報とともに管理することで、コンテンツの永続性を担保します。
② DOI登録時にデポジットされたメタデータを外部に流通させること
DOIが登録されたコンテンツのメタデータを流通させることで、コンテンツの識別やアクセス性の向上、相互運用性の実現へ貢献します。

出典:国立国会図書館ウェブサイト(https://ndlsearch.ndl.go.jp/guideline/researchdata)
参考資料
JaLC設立の経緯や、設立当初の状況を踏まえたJaLCの基本的な立場などを取りまとめています。