DOI® HANDBOOK

3.5 DOI名の提示または交換時における曖昧さの回避と解消

  1. DOIハンドブック
  2. 第3章 DOI名前空間
  3. 3.5 DOI名の提示または交換時における曖昧さの回避と解消

3.2 Unicode の使用項で述べた通り、Unicodeが持つ柔軟性は、DOI名の表現や交換において曖昧さを生じさせる可能性があります。以下では、こうした曖昧さを軽減するためのアプローチについて説明します。

DOI名は、曖昧さのない形式を用いて表現することが可能です。特に、3.4 DOI名の表示形式項で規定したURI形式、URN形式、およびHTTPプロキシ形式は、それ自体が識別子として機能(自己識別)し、人間による参照とマシン間のデータ交換のいずれにも適しています。これらの形式では、極めて限定された「曖昧さのないコードポイントの集合」から外れる文字については、「パーセントエンコード」と呼ばれるプロセスを用いて、曖昧さのないコードポイントの並びへと変換されます。また、純粋にマシン間でのデータ交換を目的とする場合は、DOI名をUTF-8、UTF-16、またはUTF-32の文字列としてシリアル化することも可能です。

登録機関(RA)は、DOIサフィックスを作成する際、Unicodeの「基本ラテン」ブロックに含まれるコードポイントのみを選択して使用することもできます。