10.1 システムメタデータモデル
DOI®システムメタデータモデルは、DOIシステムメタデータのデータ要素、およびメタデータモデルにおける許容値を規定するものです。本モデルは、DOI®財団によって維持管理されています。
本モデルは、以下の2つのパートで構成されています。
- DOIスキーマ
- DOIスキーマ AVS(許容値セット)
DOIシステムモデルの変更手順については、「メタデータ作業部会 ― プロセスと責任(Metadata Working Group - Processes and Responsibilities)」ドキュメントにおいて定義されています。
10.1.1 DOIシステム要素
このセクションではDOIシステムメタデータの要素について説明します。これらの説明は、ISO 26324にある拡張可能なモデルに基づいています。ISO 26324に記載されている用語以外の用語がリストに追加される可能性がありますが、新しい項目を登録できるオープンリストの用語に限ります。
記述的要素
表4は、DOIシステムメタデータで使用される記述的要素のリストです。
| システム要素 | 発生 | 説明 |
|---|---|---|
| DOI name | 1 | 識別される対象物に割り当てられる特定のDOI名。 |
| alternateIdenti-fier(s) | 0-n | 利用可能な場合、同じ対象物を参照している他の識別子。 この要素には、referentTypeに応じた適切なタイプ要素が含まれます。 |
| referentName(s) | 0-n | 一般に通用している対象物の名称(例:title)。 この要素はreferentTypeに適したタイプ要素を含みます。 この要素は言語要素も含みます。この言語要素の許容値リストはISO 639-2コードリストです。 |
| referentType | 1 | 対象物の一般的なタイプ(例:creative work、party、event)。これは公開リスト1)です。 |
| referentSubType | 1 | 登録機関(RA)がDOI名を登録する対象を列挙する際に使用される、対象物の詳細な種別。このリストは https://doi.org/10.1000/282 で管理されています。 これはオープンリスト(拡張可能なリスト)です。 |
| relatedIdentifiers | 0-n | この要素は、対象物の記述メタデータにアクセスするために「関連識別子(related Identifier)」の解決(デリファレンス)が必要な場合に限り、システムメタデータの一部とみなされます。 この要素には「役割(role)」要素が含まれます。これはオープンリスト(拡張可能なリスト)であり、新しい許容値を追加登録することが可能です。 |
| basicMetadata | 1 | 対象物(リフェレント)が何であるかを定義するのに十分なメタデータ。必要なフィールド(項目)は、リフェレントタイプおよびサブタイプによって異なります。 |
1) 登録機関は、公開リストへの新しい許容値の追加を要請できる(4.3.4 データモデルの拡張と保守を参照)。
このデータモデルは、https://doi.org/10.1000/282 で維持管理されています。
管理要素
表5は、DOIシステムメタデータで使用される記述的要素のリストです。
| カーネル要素 | 発生 | 説明 |
|---|---|---|
| registrationAuthorityCode | 1 | このDOI名を発行した機関(ISO26324登録管理機関により認可)の名称を表すため割り当てられるコード。 |
| issueDate | 1 | このDOI名が発行された日。 |